蔵元のポリシー
できるだけ自然のままに

【合資会社高田酒造場】は日本三大急流の一つ、球磨川の近くにある小さな蔵元です。
焼酎は全て手造りで、昔ながらの石蔵の麹室、カメ仕込みを受け継ぎ、こだわりの少量生産を守っています。
私たちの焼酎造りの基本は『できるだけ自然のままに』です。
仕込み水は良質な地下水のほか、海抜1,000mの山奥に湧く岩清水を使っています。
また、仕込み蔵に入る山からの風、カメを微妙に冷やす地下水、周りの自然環境もここだけの焼酎を演出しています。
原料の米にもこだわり、アイガモ農法の無農薬米や自家栽培の山田錦(酒米)を使用、さらに、酒類業界で話題の野生の花酵母を採用した球磨焼酎が、次々とここ【高田酒造場】から生まれています。
高田酒造場のこだわり
蔵への想い

左図は【高田酒造場】の近景です。
右が仕込み蔵、左にあるのが石蔵です。
【高田酒造場】の歴史を刻む「蔵」は、100年の歴史を終え、平成15年に新しく生まれ変わりました。
これまで同様、新しい仕込み蔵も地下の水脈、蔵に入る空気の流れなどをしっかりと受け継いでいます。
次の100年・200年後にバトンを渡す中間走者として、この蔵とともに、これからも楽しみを分かち合いたいと考えています。
高田酒造のマメ知識
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熊本県で最も古いといわれる【高田酒造場】の石蔵です。高田酒造場の焼酎の熟成に欠かせない、歴史を刻んできたシンボルの一つです。
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石蔵の中には、コニャック樽、シェリー樽、スコッチ樽など5種類の樫樽が置かれ、【高田酒造場】の焼酎が熟成されています。
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海抜1,000mの山頂近くの岩清水はアポロ峠の奥に分け入り、仕込み水として汲んでいます。崖っぷち車幅ぎりぎりの道の先にあります。
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アポロ11号の月面着陸とほぼ同じタイミングで、工事作業用のブルドーザーが峠に到着したことからアポロ峠と名付けられました。